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menuclear

2018.08.21

RPAで全業務が自動化できるわけではない。入金消込の自動化に不可欠な特化型AIとは?

経理RPA


日常の業務を効率化し、コストを削減する手段として「RPA」に注目が集まっています。
しかし、RPAは、定型的な業務の効率化に役立つ一方、
「個別判断を必要とするイレギュラーな業務が苦手」という特徴があります。
今回は、RPAの正しい利用法や、イレギュラーな業務にも対応できる「特化型AI」について解説。
と同時に、RPAと特化型AIの連携により生まれる業務の効率化についてご説明します。

目次

  1. 注目を集めるRPAが定型業務を効率化
  2. RPAだけでは入金管理業務に対応できない理由
  3. 特化型AIを利用したV-ONEクラウドが入金管理業務を効率化
  4. V-ONEクラウドとRPAの組み合わせでさらなる業務効率化を実現

注目を集めるRPAが定型業務を効率化


日常的な業務の効率化のため、RPAを導入する企業が増えています。
RPAとは、「ロボティック・プロセス・オートメーション」の略称であり、
ホワイトカラーが行う単純な業務を自動化するテクノロジーとして期待されています。

RPAを活用できる業務は多岐にわたりますが、相性の良いものは、
情報をコピーし、ペーストするといった決まった手順に基づき行われる業務です。
具体的には、「紙の書類をOCRで読み取り、データ化する」などの業務に、RPAが用いられるケースが増えています。

このようなRPAの特徴から、導入効果が大きな業務として考えられるのが、一般に定型的な業務が多い経理業務です。
RPAを上手に活用することで経理業務のスピードアップや正確な処理、さらには人件費などのコスト削減も期待できます。

RPA概要



ただし、RPAを導入すれば、人間の手で行われていたあらゆる作業を自動化できる、というわけではありません。
「RPAを導入すれば、業務負荷の問題を一挙に解決できる」と勘違いされている方もいらっしゃいますが、
RPAは人間の判断を必要とするようなイレギュラーなケースに対応することが苦手なのです。

RPAだけでは入金管理業務に対応できない理由


経理業務のなかでも、資金繰りなどの面から重要な業務に「入金管理業務」があります。
取引先に対する請求情報と取引口座への入金情報を照合し、請求どおり支払いがなされているのか確認した上で、
必要に応じて督促などを行う入金管理業務には、個別判断が必要になってきます。

特に、「取引先の会社名と振込依頼人名義が異なるケース」や「請求額と入金額にズレがあるケース」は起こりがちな問題で、こうしたイレギュラーなケースまでも加味し、 正しく請求情報と入金情報を自動照合することは、
RPAにとって困難です。 仮にRPAでこうした問題に対応しようとするのなら、
個別事情に対応する多数のプログラムを、ひとつひとつ組む必要があるでしょう。

企業間取引においては、事業の成長とともに取引先が増え、その分、イレギュラーなケースも多くなっていきますから、あらゆるパターンをカバーしようとすると、 RPAの設計や管理のためにかえって入金管理の手間がかかってしまうという矛盾に陥ることも考えられます。

このように、RPAだけで入金管理業務の自動化を目指すのは現実的ではありません。
そこで、この問題を解決する手段として期待されるのが、AIによる機械学習(マシンラーニング)です。

特化型AIを利用した「V-ONEクラウド」が入金管理業務を効率化


AIのなかでも、特定の目的に合わせ設計されたものを「特化型AI」と呼びます。
業務効率化のためには、その個々の業務にマッチする特化型AIを導入することが有効です。
そこで、入金管理業務を効率化する場合、特化型AIを利用したシステム、V-ONEクラウドが役立ちます。

V-ONEクラウドは、コア技術にAIの中核要素であるマシンラーニングを活用するとともに、
独自の照合ロジックにより、上記で説明した振込人名義や金額のズレなどを加味した上で、
極めて高い照合率を実現しています。

たとえば、「カナ学習機能」によって、マスタ上の会社名と実際に振り込まれたカナが異なる場合であっても、
過去に一度でも照合実績があれば、自動的に結びつけます。また、同姓同名のカナであっても、
仕向銀行/仕向支店まで学習しているので、きちんと別々に認識します。
さらに、振込手数料差額についても、V-ONEクラウドには「手数料自動学習機能」があるため、
過去発生した手数料差額を学習することで、毎月の差額に自動で対応してくれます。

このように、V-ONEクラウドを利用すれば、個別にRPAのプログラムを組まなくても、
入金管理業務のメインとなる入金消込を自動化することができます。
ただし「支払いが遅延している取引先にどういったタイミングで督促するか」などの問題については、
やはり人の判断が必要となるため、たとえV-ONEクラウドを導入しても完全に自動化できるわけではありません。
そこで検討したいのが、V-ONEクラウドとRPAの"連携"です。

V-ONEクラウドとRPAの組み合わせでさらなる業務効率化を実現


RPAは定型的な業務の効率化に強い一方、イレギュラーなケースが苦手ということはすでに説明しましたが、
特化型AIとRPAを連携させ、それぞれの良い面を活かすことで、単独で利用するよりも、
さらに高い業務効率化を期待できます。

たとえば、V-ONEクラウドを用いて入金消込を行う場合、EB(Electronic Banking)データをダウンロードし、
システムにインポートする必要がありますが、この作業をRPAで自動化することが考えられます。

また、入金管理業務に関連する情報を関係部署にメール配信する作業も、定型的なものですからRPAが活用できるでしょう。

RPA


つまり、より高い業務効率化を目指す上では、V-ONEクラウドとRPAをうまく組み合わせることを検討し、日頃の業務を見直しながら仕組みを考えることが必要です。

V-ONEクラウドを開発・販売している株式会社アール・アンド・エー・シー(R&AC)では、V-ONEクラウドの導入支援はもちろん、RPAとの連携も含めご相談に対応しています。
入金消込の効率化に課題を抱えているのであれば、ご相談されてみてはいかがでしょうか。